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【労働安全衛生】ニュース

小規模では2割に 実施率増へ要請活動 山口労働局・ストレスチェック(2025/1/15)

山口労働局(友住弘一郎局長)は、昨年8~10月に実施したメンタルヘルス対策の自主点検結果を公表した。従業員規模10~29人の185事業場のうち、医師などが定期的に従業員を検査し、メンタルヘルス不調の未然防止につなげる「ストレスチェック」を実施している割合は20.5%に留まっている。同労働局健康安全課は、業界団体などを通じ、地域産業保健センターの産業医などを活用してストレスチェックを含めたメンタルヘルス対策を進めるよう要請を行った。

小売業向けに労災防止事例 中災防(2025/1/15)

中央労働災害防止協会は、小売業向け「労働災害防止に使える第一歩」のツール4種を公開した。安全衛生教育動画や安全管理者選任時研修テキスト、労働災害の対策事例集などで、具体的には、滑り止めシールを貼る、脚立ではなく上枠がついた踏み台を使用するといった取組みをイラストなどで示している。

全工期無災害工事へ表彰状 現場の声を安全設備に反映 埼玉労働局 (2024/12/25)

埼玉労働局(片淵仁文局長)は12月13日、建設業務災害表彰の伝達式を実施した。請負金額1.8億円以上の建設現場が無災害で工事を完了したことに対する表彰で、他の模範となる優れた現場として県内の5現場を顕彰している。各工事の現場代理人が安全管理面で意識した点として、作業員の意見を取り入れた安全設備の検討や第三者災害防止の徹底などに取り組んだ事例を説明した。片淵局長は日々の安全管理に感謝の意を表するとともに、「今後担当する現場でも無災害の達成へ指導をお願いしたい」と継続した取組みを求めた。

「白線」踏まず横断を 冬の転倒防止へリーフ 福井労基署(12/23)

福井労働基準監督署(井関武彦署長)は、転倒災害が多発する積雪の時期を前に、「凍結しやすい場所」への注意を促すリーフレットを作成し、管内事業場に配布している。横断歩道の白線は、道路部分と違って水が染み込みにくく氷膜ができやすいため、白線を避けて歩くよう勧めた。  
事業場の駐車場などでは、雪が車のタイヤに踏まれるほか、タイヤの摩擦で磨かれ、非常に滑りやすくなるとしている。会社内に入る際も、靴裏の溝に挟まった雪が凍結していることがあるため、雪を落としてから建物内に入るよう促した。  
リーフでは凍結しやすい場所に加え、靴の選び方も紹介した。製造の現場などで多く使われている「水・油用」の耐滑靴は、雪や氷上では滑ることがあるとしている。  
同労基署が管轄する福井市では毎年積雪がみられ、積雪量が1メートルを超す年もある。安全衛生課の担当者は、「会社が滑りやすい場所がどこなのかを把握し、従業員に注意喚起を行うことが必要」と話している。

安全意識高揚へ 役立つ事例紹介 大阪住宅安全衛生協議会(12/18)

大阪住宅安全衛生協議会(吉田伸司会長)は11月22日、大阪市浪速区民センターで「大阪住安協サミット」を開催した。各企業が「みんなのためになる活動」をテーマに安全意識高揚に役立つ好事例を発表している。  
大和ハウス工業技術統括本部安全部連携グループの井上葉慈さんは「スマホで安全衛生教育」と題し安全衛生教育のDX化の取組みを紹介した。また、積水ハウス施工本部施工DX推進グループエグゼクティブ・スペシャリストの戸田賢一さんは「疑似体験安全動画の活用による類似災害再発防止活動について」を発表している。

8割超でヒヤリ減る 防滑性能ある床材導入し 高齢者補助金の効果 厚労省分科会(12/10)

厚生労働省の安全衛生分科会で示されたアンケート結果で、エイジフレンドリー補助金を活用した事業場の8割超で「ヒヤリハットが減った」と回答していたことが分かった。主な補助対象別の回答をみると、「防滑性能の高い床材の導入」で「すごく減った」「少し減った」が合わせて9割超、「床や通路の段差の解消工事」が同8割超となっており、床を滑りにくくしたり、床をフラットにする取組みがとりわけ功を奏したことがうかがえる。安全衛生担当者や労働者の労働災害防止に対する意識についても、大半の事業場が向上したと報告している。

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