「マック」と「マクド」の違いから考える組織づくり
2026/06/20
正解は一つではないという経営の視点
「マック」と「マクド」。
サッカー日本代表の試合やワールドカップの話題と同じくらい、時々SNSで盛り上がるテーマです。
先日も、「マクドナルドをマクドと呼ぶのは関西人だけではない」という記事が話題になっていました。
実際には近畿地方だけでなく、四国地方でも「マクド」と呼ぶ地域が多く存在するそうです。
興味深いのは、「どちらが正しいか」という話ではなく、それぞれの地域で自然に定着しているという点です。
実はこの話、企業経営にもよく似ています。
経営者は時として、自分のやり方や価値観を「正解」と考えてしまいがちです。
しかし、組織の中にはさまざまな世代や経験、価値観を持つ人がいます。
ある人にとって当たり前のことが、別の人にとっては全く違う考え方であることも珍しくありません。
例えば、
・若手社員はチャットでの連絡を好む
・ベテラン社員は対面での確認を重視する
あるいは、
・成果を重視する人
・プロセスを重視する人
という違いもあります。
どちらかが正しく、どちらかが間違っているわけではありません。
「マック」と「マクド」が共存しているように、それぞれの背景や文化があるのです。
人材採用や組織づくりでも同じです。
最近は多様性(ダイバーシティ)の重要性が叫ばれていますが、本当の意味での多様性とは、自分と異なる価値観を受け入れることではないでしょうか。
経営者の役割は、自分の正解を押し付けることではなく、異なる考え方を持つ人たちが力を発揮できる環境をつくることです。
「なぜそう考えるのか」
「なぜそのやり方を選ぶのか」
そんな視点で相手を見ることができれば、組織のコミュニケーションも大きく変わります。
マックか、マクドか。
一見すると他愛のない話題ですが、その背景には地域文化や価値観の違いがあります。
企業経営においても、違いを否定するのではなく理解する姿勢が、強い組織づくりにつながるのではないでしょうか。ところであなたは「マック」派と「マクド」派どちらですか?