安全意識高揚へ 役立つ事例紹介 大阪住宅安全衛生協議会(12/18)
大阪住宅安全衛生協議会(吉田伸司会長)は11月22日、大阪市浪速区民センターで「大阪住安協サミット」を開催した。各企業が「みんなのためになる活動」をテーマに安全意識高揚に役立つ好事例を発表している。
大和ハウス工業技術統括本部安全部連携グループの井上葉慈さんは「スマホで安全衛生教育」と題し安全衛生教育のDX化の取組みを紹介した。また、積水ハウス施工本部施工DX推進グループエグゼクティブ・スペシャリストの戸田賢一さんは「疑似体験安全動画の活用による類似災害再発防止活動について」を発表している。
8割超でヒヤリ減る 防滑性能ある床材導入し 高齢者補助金の効果 厚労省分科会(12/10)
厚生労働省の安全衛生分科会で示されたアンケート結果で、エイジフレンドリー補助金を活用した事業場の8割超で「ヒヤリハットが減った」と回答していたことが分かった。主な補助対象別の回答をみると、「防滑性能の高い床材の導入」で「すごく減った」「少し減った」が合わせて9割超、「床や通路の段差の解消工事」が同8割超となっており、床を滑りにくくしたり、床をフラットにする取組みがとりわけ功を奏したことがうかがえる。安全衛生担当者や労働者の労働災害防止に対する意識についても、大半の事業場が向上したと報告している。