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高さ1メートルでも重大災害!脚立・踏み台事故を防ぐポイント

高さ1メートルでも重大災害!脚立・踏み台事故を防ぐポイント

2026/06/25

高さ1メートルでも重大災害!脚立・踏み台事故を防ぐポイント

 「高さ2メートル未満だから安全」「少しの作業だから大丈夫」と考えていませんか。 実は、労働災害では高さ1メートル以下からの転落でも死亡や重篤な後遺障害につながる事故が発生しています。 福岡労働局はこのほど、はしご・脚立・踏み台からの墜落・転落災害防止を呼び掛けるリーフレットを公表し、「1mは一命取る(いちめーとるは いちめいとる)」を合言葉に、低所作業における安全対策の徹底を呼び掛けています。

「低い場所だから大丈夫」が一番危険

 労働安全衛生規則では、高さ2メートル以上での作業について墜落防止措置が義務付けられています。 しかし、現実には2メートル未満の作業でも重大災害は数多く発生しています。 例えば、 脚立の最上段に乗ってバランスを崩した、 踏み台が滑って転倒した 、はしごがずれて転落した といった事故は、製造業、建設業だけでなく、小売業や介護施設、事務所など、あらゆる職場で起きています。 「少しだけだから」「慣れているから」という油断が、大きな事故につながるのです。

まずは危険な作業を減らすことが重要

 福岡労働局では、最も効果的な対策として「高所作業そのものを減らすこと」を挙げています。 例えば、 頻繁に使用する物は手の届く位置に保管する、 高い棚のレイアウトを見直す 、長柄工具を活用する など、作業方法を工夫することで危険を大幅に減らすことができます。

やむを得ず使用する場合のチェックポイント

 脚立や踏み台を使用する場合には、次の点を必ず確認しましょう。 使用前に破損や変形がないか点検する、 安全教育を受けた人が使用する 、作業前に危険予知(KY活動)を実施する 、安定した場所に設置する、 無理な姿勢で作業しない 、天板や最上段への乗り方など、正しい使用方法を守る こうした基本動作を徹底するだけでも、多くの事故は防ぐことができます。

安全文化は「小さな危険」への意識から

 労働災害は、大規模な工事現場だけで起こるものではありません。「数分だけ」「すぐ終わるから」といった日常業務の中に潜む危険こそ、重大事故につながることがあります。 全国安全週間を迎えるこの時期だからこそ、自社の脚立や踏み台の管理状況、安全教育の内容、作業手順を改めて見直してみてはいかがでしょうか。

 「高さ1メートルでも命を落とす可能性がある」という意識を職場全体で共有し、労働災害ゼロを目指しましょう。

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